からふる



男子は、バスケ部に入って、チャラくなった。

それは、先輩にとって、いい気持ちにはならないこと。


3年で教室をしきる、桐山白。その相方のような男子、風山拓。
高校生と仲がいい、近山幸人。

この3人が、タッグを組んで、2年男子をいじめるようになった。




 「まじ、みんなかっこええ~」

 「思う~。っつか、バスケ強いよね~」


ただのおちょくりに、本当の気持ちが入っているようで、男子は、耳をふさぎたくなった。
< 39 / 125 >

この作品をシェア

pagetop