からふる
男子は、バスケ部に入って、チャラくなった。
それは、先輩にとって、いい気持ちにはならないこと。
3年で教室をしきる、桐山白。その相方のような男子、風山拓。
高校生と仲がいい、近山幸人。
この3人が、タッグを組んで、2年男子をいじめるようになった。
「まじ、みんなかっこええ~」
「思う~。っつか、バスケ強いよね~」
ただのおちょくりに、本当の気持ちが入っているようで、男子は、耳をふさぎたくなった。