からふる


・・?

何で純一くんにどきん・・・?


 「お誕生日さんは、一番最初に入れょ」

心中の疑問符と戦ってるのに、純一くんはのんきに私の手を離して、のんきに私をついた。

 きゃッ・・・


ばしゃーんっ

叫び声にすごい効果音。

 ちょっと、急に押さないでょ!鼻に水はいったし、背中うった・・・。

きっと、背中は真っ赤だ。
ずっとひりひりしてる。

 「いちいち細かいな~。気にすんなって」

辺りからケラケラと笑い声がもれた。

 笑い事じゃないって!はんぱなく痛いんだからぁ。
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