からふる


 ばっしゃーんッ!!

二人が一緒に飛び込んできた。
もちろん、私の時より、水しぶきはものすごい。

 ちょっと、飛び込むなら、いってょ!!


二人は水に浮かび上がって、だまったまんま。

・・何なの・・・・?


 「真二、純一、もしかして・・・・・」

勇志くんが、急に顔を曇らせた。
二人が、同時にうなずいた。

 ・・何?どうしたの・・・?




この時の私には、何も分かっていなかったんだ・・・。

< 63 / 125 >

この作品をシェア

pagetop