彼がおしえてくれた友達の意味

理希は、
「安藤しらない?
電話かけても出ないんだけど。」

「さっきまで一緒にいたじゃん。
あたしに聞かれても一緒じゃないからわかんないよ;


「そっかぁ。わかった。」
「ってゆーかさぁ。
なんであたしの番号知ってるの?」

「前にお前から教えてもらったから!!
ほら!理科の授業の時に。」


「・・・教えた記憶、ないんですけど(--;)」

「まぁ、いいじゃん!」


あたしは、絶対に盗み聞きしたなと思いながら話していた。


けど、
・家の電話からだった。
・急だった。
・自転車に乗っていた。しかもしーちゃんいる時に


ってことで余計に驚きが増したんだよね。

―――


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