サラリーマン讃歌
彼女と会話をしたという嬉しさの反面、あまりに警戒心がなかった空見子に不安を覚えた。さっきの俺は相当怪しい人物だったにも関わらず……

(ま、いいか)

先程の笑顔を思い出すと些細なことは気にならなくなっていた。

俺は会社へ向かうべく、足取りも軽く駅へと向かった。

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