ネコ専務の大冒険
第二部:2つの闘(とう)
第5話・カラマーゾフの神さま
次の日は朝から快晴、というより猛暑
だった。
ンベンベのものらしい巨大な足跡は、
ひとつだけではなくその先にもたくさん
あり、
雨にも消されずにまだクッキリ残って
いるものが多かったので、アフタンは
それをたどって慎重に歩を進めていった。
初めのうち、ルドルフ・ヒトラーはそれ
らの足跡をひとつひとつビデオカメラに
収めていたのだが、
そのうち飽きたのか、撮影するのをやめ
てしまった。テープの無駄遣いだと思っ
たらしい。
だった。
ンベンベのものらしい巨大な足跡は、
ひとつだけではなくその先にもたくさん
あり、
雨にも消されずにまだクッキリ残って
いるものが多かったので、アフタンは
それをたどって慎重に歩を進めていった。
初めのうち、ルドルフ・ヒトラーはそれ
らの足跡をひとつひとつビデオカメラに
収めていたのだが、
そのうち飽きたのか、撮影するのをやめ
てしまった。テープの無駄遣いだと思っ
たらしい。