Smile 〜あなたとの日々〜
アパートに戻ると両親はお昼ご飯の準備中。



入学式であった事を話したり、これからの事を話したり
時間はあっという間にすぎ両親の帰る時間になっていった。



「じゃあ、お母さんたちは帰ろうかな」



「えっ!もう?
…うん。色々ありがとうね」



「そんな寂しそうにしないの!お母さんたちなんて明日からもお仕事が待ってて寂しがる暇もないわ。会えないわけじゃないんだしね!
まぁ、不安もあるだろうけど頑張りなさい」



「うん〜。頑張ります。気をつけて帰ってね」



そう言うと両親は帰って行った。
私は車が見えなくなるまで、ずっと見送った。



( あぁ〜。お母さんたち帰っちゃった。ついに本当に一人になっちゃった… )



アパートの階段をあがり部屋のドアをあける。



家具だけ置かれていて誰もいない部屋。



早速不安と寂しさが込み上げる。



部屋に入り一息つくと机の上に手紙があるのを見つけた。
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