Smile 〜あなたとの日々〜
その日の夜



私は約束通り朝陽のアパートに向かう。



最初は「俺が行くよ」なんて言ってくれてたけど、彼氏がいるのに男の子をアパートに招く行動は抵抗を感じて出来なかった。




アパートに着くと朝陽が迎えてくれた。
部屋に上がると朝陽は夜ご飯の最中だった。



莉「入江クン ご飯中だったんだね。来るの早かったかな?」



朝「いやいや、大倉サンの連絡があったあとに腹へって今 調度お湯が出来たとこ」



莉「入江クンって夜ご飯カップ麺とかなんだね(笑)自分で作ったりしないの?」


朝「最初は作ってたんだけど段々めんどくさくなって買ってきたりラーメン。大倉サンは自分で作んの?」



莉「私も一人暮らし始めてからずっと挑戦中」



朝「まじ?やっぱ女の子だな。上手くなってる?」



莉「まだまだ本見ながらだけどね(笑)」



朝「頑張ってんね!ちょっと待ってて。すぐ食べるから」



莉「慌てないで(笑)ゆっくりでいいよ。ってか男の子の部屋っぽいね」



朝「そうかな?皆こんなもんだよ」



莉「ふ〜ん。そうなんだー」



朝「何?あんま男の部屋とか行かない?」
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