Smile 〜あなたとの日々〜
朝陽の言葉に反応できず、つい考え込んでいると朝陽が心配そうに話しかけてきてくれた。





朝「莉侑?俺変な事言った?気に障ったならごめんな」



莉「いや、大丈夫だよ!こっちこそ ぼーっとしてごめん」



朝「まぁ…今のでなんかあるのは分かったけど、マジであんま無理すんなよ」



莉「ありがとう。
・・・朝陽って。ヘラヘラしてるように見えて意外としっかりしてるんだね(笑)」



朝「えぇー 何それ!?
俺ヘラヘラなんてしてなくね?」



莉「ごめん!言い方が悪かったです。
ん〜…学校とかいつもフザけてるから、いつもあんな感じなのかと。
朝陽って学校と雰囲気が違うよね」



朝「学校では俺も早く溶け込もうと必死なの(笑)
高校の友達が恋しくなったり無理もしてるし大変なのよ」



莉「えっ、朝陽も!?
…でも朝陽は既にクラスに溶け込んでるよ。女子も入江クンって面白いって褒めてるし」



朝「そんなの分からないって。
てか、莉侑は?慣れてないの?」



莉「ダイブ慣れたけど。でもやっぱ友達とか知り合って時間も経ってないし今までの友達と違う感じで色々考えちゃう事が多いかなぁ」
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