王様監禁ゲーム。
敏感に反応するあたしの“体”。
「やめっ………てっ…」
霞んだ声で言うが、喜一君は止まることはない。
やっと出てきた喜一君の顔が、勝ち誇ったような顔をしていた。
その顔を涙で溢れた瞳で見つめる。
「凛……泣かないで」
涙を指で掬い上げる。
そして、
喜一君と繋がった。
泣くこも忘れていた。
「やっ……!!!!!」
ガタガタと椅子を揺らす。
「じっとして」
そんなことを言われてもじっするわけでもなく、必死に動かない体で抵抗する。
「凛!!」
ドスのきいた声で怒鳴られ、あたしの動きが止まる。
「すぐ終わるから、じっとして」
さっきの怒鳴り声とは変わって、優しい声で囁かれる。