【実話】コイウタ・完
正直辛かった…。
別れた実感がまだなくて
実感する時がくるのが恐かった…。
今は、なにかしてないと落ち着かなくて、私はこの気持ちを形に残す為にペンを取りノートを開いた。
涙で文字が滲む…。
佑斗に対する想いなんて、書ききれない程たくさんある。
この1年半で、数えきれない程の思い出もできた。
ただでさえ泣き虫な私は、よく泣く。
でも、この日は涙が止まらなくて…こんなに悲しくて胸が痛む恋は本当に初めてだった…。
一曲出来るぐらいの詞に想いを乗せて、ノートを閉じた。