【実話】コイウタ・完



佑斗は、何も言わずそっと私を抱きしめた…。





久しぶりの佑斗の温もり…
そしてかすかに佑斗からする、スカルプチャーの匂い…。


佑斗も付けててくれたんだ…



嬉しくて、懐かしくて…
私は、我慢出来ずに声を出して泣いてた…。





『佑斗…泣いてるの…?』


肩に冷たい感触。



強くて、いつも私を守ってくれる佑斗の泣いてる姿を見たのは、これが初めてだった…。



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