【実話】コイウタ・完


『会いたかったよ…?』




『うん…』




『でも、佑斗いなくても頑張れてたよ…?』



『うん…』




『詩音の事、たまには考えてくれてた…?』




『うん…毎日考えてた。』





私の肩の上で、顔を伏せてうなずく佑斗。





電車が何本も通り過ぎる…。





終電で帰るって約束。




電車がくるたびに、別れが近づいてる気がして辛かった…。




このまま離れたくない…と思った。




< 136 / 485 >

この作品をシェア

pagetop