【実話】コイウタ・完
2004年12月
歌手になるのが夢だった私は、中1の時にavexのオーディションを受けた。
そして最終選考まで残り、デビュー予備軍である「レッスン生」に選ばれた。
それから中2になると同時に故郷の長崎を離れ、avexの新人アーティストやレッスン生が住む神奈川の寮で一人暮らしをしながら、毎日デビューを目指して頑張っていた。
そんなある日。
−2004年12月−
今はまだ言えないけど、いろんな夢を持つ若い人達が集まるある場所で、私達は出会った。
『ねぇ、あの人かっこよくない?』
『うん!かっこいいー。ね!詩音!』
『え、そう?タイプじゃない。』
最初は全く興味なんてなかった…。
でも、人間って不思議な事にみんながかっこいいって言うとかっこよく見えてくるんだよね。
私だけかな?
完全にタイプじゃない美少年。
色白で目がくっきり二重で、
ハーフ?って思うぐらい綺麗な顔立ち。
彼の名前は、工藤佑斗。16才
まだ中3の私は、年上好きで、どっちかというとヤンキーっぽい人が好きだった。
なのに気付けばタイプと真逆なこいつの事ばかり気になってた。
そして最終選考まで残り、デビュー予備軍である「レッスン生」に選ばれた。
それから中2になると同時に故郷の長崎を離れ、avexの新人アーティストやレッスン生が住む神奈川の寮で一人暮らしをしながら、毎日デビューを目指して頑張っていた。
そんなある日。
−2004年12月−
今はまだ言えないけど、いろんな夢を持つ若い人達が集まるある場所で、私達は出会った。
『ねぇ、あの人かっこよくない?』
『うん!かっこいいー。ね!詩音!』
『え、そう?タイプじゃない。』
最初は全く興味なんてなかった…。
でも、人間って不思議な事にみんながかっこいいって言うとかっこよく見えてくるんだよね。
私だけかな?
完全にタイプじゃない美少年。
色白で目がくっきり二重で、
ハーフ?って思うぐらい綺麗な顔立ち。
彼の名前は、工藤佑斗。16才
まだ中3の私は、年上好きで、どっちかというとヤンキーっぽい人が好きだった。
なのに気付けばタイプと真逆なこいつの事ばかり気になってた。