【実話】コイウタ・完
『これ…』
箱を開けるとシンプルなリングが2つ輝いていた。
『ペアリングだよ!』
そう言って1つリングを取って、私に渡してくれた。
『詩音が俺に付けてくれる?』
佑斗が左手を差し出した。
私は、そーっと佑斗の薬指に指輪をはめた…。
『ありがとう☆じゃ、次は俺が!』
もう1つのリングを箱から取り出し、私の左手をそっと掴んで薬指に指輪をはめてくれた…。
『うわぁ!ぴったり…。』
『なんか結婚式みたいだな!(笑)』
『うん!幸せー♪本当に本当にありがとう…。いつか結婚して、こうやって指輪交換しようねっ!』
『うん!』
まだまだ15才と16才という、子供の私達には結婚というものがどれだけ重くて大切なものなのかなんて分からない…。
でも…付き合ってる証として、お互いの心を支える小さくても大きな役割をする宝物になった。
『ほらっ!もう10時だよっ!時間ないから、どっか行こうか☆』
『うんっ☆』
『行きたい所どっかある?』
『うん!観覧車があるでっかいショッピングモールみたいな所があるのっ!そこ行きたいっ☆』
『じゃ、そこに行こっか!』
階段から立ち上がり、佑斗が再び右手を差し出してくれた。
箱を開けるとシンプルなリングが2つ輝いていた。
『ペアリングだよ!』
そう言って1つリングを取って、私に渡してくれた。
『詩音が俺に付けてくれる?』
佑斗が左手を差し出した。
私は、そーっと佑斗の薬指に指輪をはめた…。
『ありがとう☆じゃ、次は俺が!』
もう1つのリングを箱から取り出し、私の左手をそっと掴んで薬指に指輪をはめてくれた…。
『うわぁ!ぴったり…。』
『なんか結婚式みたいだな!(笑)』
『うん!幸せー♪本当に本当にありがとう…。いつか結婚して、こうやって指輪交換しようねっ!』
『うん!』
まだまだ15才と16才という、子供の私達には結婚というものがどれだけ重くて大切なものなのかなんて分からない…。
でも…付き合ってる証として、お互いの心を支える小さくても大きな役割をする宝物になった。
『ほらっ!もう10時だよっ!時間ないから、どっか行こうか☆』
『うんっ☆』
『行きたい所どっかある?』
『うん!観覧車があるでっかいショッピングモールみたいな所があるのっ!そこ行きたいっ☆』
『じゃ、そこに行こっか!』
階段から立ち上がり、佑斗が再び右手を差し出してくれた。