【実話】コイウタ・完
〜♪〜♪〜
『もしもーし』
『詩音?なにやってんのー?』
『今、ジム終わった!』
『じゃあ渋谷で待ってんね!』
『は?えっ?今から??』
『うん。はやくしろよー』
『ちょっと待っ……』
プーッ…プーッ…。
ちょっと強引な誘いも、今の私には嬉しかった。
誰かに必要とされてると、一人ぼっちな気がしないから…。
ジュンさんに言われた通り、急いで渋谷に行く為に慌てて準備をする。
準備を終えて、原宿のジムから電車で渋谷へ向かった。