【実話】コイウタ・完
空港に着いたとバスの中にアナウンスが流れた。


『ほら、行こっか!』


佑斗が差し出した手を握ってバスを降りる…。


チケットの手続き、荷物を預けたり…、佑斗に手伝ってもらって、飛行機の時間までまだ少しあったからベンチがある所に向かう。



『長崎に佑斗もつれて帰りたい〜。(泣)』



『いつか一緒に行こうなっ☆俺の地元にも!!』


『いつ〜?(笑)』


『そんなん分かんないけどさ!(笑)すぐ行けるようにしようよ!』


『はぁい☆』



自分がこんなにわがままで、寂しがりやなんて佑斗と付き合うまで知らなかった…。



『今からさっ、バイバイして飛行機乗ってから長崎着いたらすーぐメールするからねっ!?』


『うん☆』


『だからすぐ返事してね?』


『はいはい☆』


『すーぐ返事こなかったら嫌いになるもん!』


『大丈夫だから!!(笑)』



そんな話をしてるうちに、飛行機に乗る時間が迫ってきた。




『じゃあまたねっ☆』


『はい!またねっ!!』



搭乗口に向かう所まで一緒に行って、笑顔でバイバイすることが出来た…。
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