【実話】コイウタ・完

『お疲れー!』


大きな手で私の頭をぽんっと叩くジュンさんは、やっぱり大人だからかすごく落ち着く…。





『お疲れ!ってか急すぎてかなり急いだからね!(笑)』


弟しかいない私は、J-Kidsに出会ってお兄ちゃん、お姉ちゃんと言える存在が出来て本当に嬉しい…。




『ていうか!!今日ねっ……』



今日あった出来事…
今日思ったこと…
仕事の相談…


なにも言わず聞いてくれるジュンさん。



出会ってまだ1ヵ月も経っていないのに、普段はなかなか心を開かない私が、こんなにも素でいられるなんて自分でもびっくりしていた。



『頑張れよ☆』



そのたった一言が、私にとってパワーになる。



『今からみんな来るからさ!』


ジュンさんの言葉と同時にJ-Kidsのメンバーがちらほらと集まりはじめる。



< 270 / 485 >

この作品をシェア

pagetop