【実話】コイウタ・完
『佑斗くん☆』
『ねぇねぇ、佑斗くん☆』
『佑斗くん、これ知ってる〜?』
…………。
まわりの女子は、出会ったばかりの佑斗を狙ってなのか、ただのおしゃべりなのかよく分からないけれど佑斗の周りを完全にキープ。
なんかイライラする。
『あーうざい。』
『詩音、機嫌悪くない?』
仲良しのノゾミから言われるまで気付かなかったけど、無意識にイライラが態度にまで出ていた。
他の女の子と話す佑斗を見て、苦しくなる…。
別に好きとかじゃない。
ただ、チヤホヤされてまんざらでもなさそうな佑斗がむかつく。
困ってるようにも見えるけど
嫌ならシカトすればいいのに、ニコニコしてるから更にむかつく。
見てられなくて一人でトイレに向かった。
『はぁ…。』
無意識に出た、ため息。
さっきまでのイライラが、一人になった瞬間胸のチクチクに変わった。
言葉で表すなら、胸にぽっかり穴が開いたような不安になる感じ…。
この気持ちは、なに…?
『ねぇねぇ、佑斗くん☆』
『佑斗くん、これ知ってる〜?』
…………。
まわりの女子は、出会ったばかりの佑斗を狙ってなのか、ただのおしゃべりなのかよく分からないけれど佑斗の周りを完全にキープ。
なんかイライラする。
『あーうざい。』
『詩音、機嫌悪くない?』
仲良しのノゾミから言われるまで気付かなかったけど、無意識にイライラが態度にまで出ていた。
他の女の子と話す佑斗を見て、苦しくなる…。
別に好きとかじゃない。
ただ、チヤホヤされてまんざらでもなさそうな佑斗がむかつく。
困ってるようにも見えるけど
嫌ならシカトすればいいのに、ニコニコしてるから更にむかつく。
見てられなくて一人でトイレに向かった。
『はぁ…。』
無意識に出た、ため息。
さっきまでのイライラが、一人になった瞬間胸のチクチクに変わった。
言葉で表すなら、胸にぽっかり穴が開いたような不安になる感じ…。
この気持ちは、なに…?