【実話】コイウタ・完
2007年10月
―10月15日―
慶太と付き合ってから毎晩欠かさずしていた電話。
いつもなら何の戸惑いもなく電話するのに、自分の気持ちに気付いてから、慶太の声を聞くのが怖い…
やっぱり私は佑斗が好き…
忘れられないんだ…
このまま慶太と付き合っていくことは、もう出来ない…
慶太をもっともっと傷つけることになるから…
友達のままでいれば良かったのかな…?
こんなに優しい慶太を傷つけたくなかったのに…
「やっぱり佑斗が忘れられない」なんて言えないよ…
どうしよう…