【実話】コイウタ・完
『そうなんだろ…?』
『……うん』
『行けよ』
『え?』
『そんなに忘れられないくらい想ってるなら、元彼大事にしろよ』
『………』
『詩音、俺といても…まだ指輪だってプリクラだって外せずにいただろ…?』
『ごめん…』
『俺じゃダメなんだよ…』
『………』
『お前には佑斗くんしかいないんだよ』
『………』
『別に、友達に戻るだけだし…今まで通り遊んだり連絡とったり出来るし、お前の話いつでも聞くからさ…』
『慶太……』
『だから気にすんな』
『ありがとう……』