【実話】コイウタ・完


『もしもーし』

涙を拭いて元気いっぱいで電話に出る。



『もしもし!!』

少し低い声でしゃべりだしたのは、ジュンさんだった。



『どーしたー?』


『詩音、25日の夜暇ー?』


『クリスマスー?』


『うん!』


『昼間はライブだけど、夜なら暇だよー』


『J-Kidsでクリスマスパーティーするからさ!これない?』


『え!行く!絶対行く!』


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