【実話】コイウタ・完
『こんにちは!宮脇詩音です☆長崎ただいま〜☆』
『おかえり〜☆』
目の前には、100人を越えるお客さん―――。
小中学生の時の同級生…
いとこにおじいちゃん、おばあちゃん…
あーちゃんに、じぃ…
親戚…
私を初めて見るお客さん…
目の前が知ってる顔だらけで、
嬉しすぎて泣きそうになる…
『…………』
私は、こんなにもたくさんの
人に応援してもらってるんだ…
長崎でのライブは初めてで、
こうして目に見える応援も初めてだったから胸がいっぱいになる。
これは嬉しすぎるよ…
『〜♪〜〜♪』
歌にもこれ以上ないってくらいに気持ちを込める…。
みんな、ありがとう――。
もう言葉にならないよ…。