【実話】コイウタ・完
ガバッ―――。
なぜか慌てて飛び起きる。
時計を見ると8時……
ん?夜の……?
カーテンから白い光が差していて、眩しい――。
朝か…。
あのまま寝ちゃったんだ!!
1階に降りると、まだみんな起きてなくて、リビングのテーブルに昨日の私の晩ご飯がラップして置いてあった――。
せっかく家族揃って晩ご飯食べるはずだったのに、ママごめんね…
そう思いながら朝ご飯として、食べる。
あ〜あ…
昨日寝なきゃよかったぁ…
後悔しながらも、ママの作った美味しいご飯でほっぺたが緩む。
『ごちそーさまでした!』
茶わんを下げて、また自分の部屋に向かう。