【実話】コイウタ・完
1000枚のCDを自分の力で届けるってのは、思ってた以上に大変なことだった…。
でも…、
辛かったことなんて数えきれない程あるけど…それより得たものや…学んだことの方が大きかった…。
例えマイクやステージがなくても、音響スタッフさんがいなくても…、キーボードがあって、私が歌って…、一人でもそれを聴いてくれるお客さんがいれば、私は歌を届けることが出来るんだ…。
今までは歌が好きな気持ちだけだった。
ただ歌いたい、テレビに出たい、ステージに立ちたい…
それだけで、なにも分かってなかった…
だけど、この経験を通して、
歌うことだけじゃなくて、届けられることの素晴らしさを知った…。
これからは、
もっともっとたくさんの人に
私の歌を…声を…
届けていきたい…。