【実話】コイウタ・完


そして、歌手になりたいという夢。







追い続けて10年たって…


やっと叶った…。









なのに、手にしたときには、必死で追ってた頃の大切な気持ちを見失っていて…


歌を届けることとか、歌で伝えたいこととか、考えたこともなくて…



自分の恵まれた環境を当たり前に思ってしまっていて―。








今振り返れば、







人としても…


歌手としても…







本当にどうしようもなかった…。




最低で、最悪だった。

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