【実話】コイウタ・完
『おい!そんな考え込むなよ!もうしょうがないじゃん(笑)
俺は、今回は先輩断って詩音といることを選んだんだよ?
だったら、断ったこと後悔しないぐらい詩音と仲良く楽しく過ごさせてよ!なっ!?』
うちまでの帰りの電車の中で佑斗が優しく言ってくれた。
『うん。わがままでごめんね…。ありがとう★じゃあ、仲直りのちゅーは?(笑)』
『今いる場所考えろよ?しかも、そうやってすぐ調子に乗るな(笑)』
『あははっ☆(笑)』
私がちょっとだけ、ほんのちょっとだけ我慢を覚えたら、
喧嘩なんかせずにこうやって笑いあっていられるのにね。