【実話】コイウタ・完
部屋に着いた瞬間、佑斗からの質問攻めにあった…。
―なんで来たのか―
―いつからいたのか―
とりあえず、すごくびっくりしている様子だった。
『開けていい?』
私が渡したプレゼント。
『うん☆』
―――――――
『おぉー!すげー!』
私があげたのは鍵をつけるキーホルダー。
佑斗は嬉しそうに、さっそく鍵を付けてくれる…。
そして優しくキスをしてくれた。
また来年も佑斗の誕生日に隣にいるのは私がいいな…。
なんて思った。
その日は、いつものように
佑斗の腕の中で眠りについた。
今ではもう一人では寝れないぐらい佑斗依存症だ…。
家に帰って一人で寝ると
すごく心細いんだ…。
佑斗がいなきゃ…
私は一人でなにも出来なくなっていた。