ハピネス 〜女になった私〜
エッチ
付き合う様になってからのノブくんは、今まで以上に優しくなった。
毎日のメールや電話はもちろん、ノブくの仕事がお休みの日は、必ずバイト先まで迎えに来て、デートをしてくれる。
さり気ない女の子扱いや、特別扱いをしてくれる事が嬉しくて、私はノブくんの前では本当の女の子になれた様に思えた。
最近の私は顔の筋肉が緩みっぱなし。
「未希、幸せそう!」
私のお休みに合わせて、土曜の晩、舞と拓くんが私とノブくんを誘ってくれた。
「付き合って初めて未希ちゃんの日曜休みの前の晩に何でお前らと一緒に飲まなアカンねんっ!」
「私は未希の一番の親友だよ?誰と誰のおかげで“未希ちゃん”ゲットしたと思ってんの〜?」
「お前らはただのキッカケや!未希ちゃんゲットしたんは、俺の魅力や!なぁ〜?」
普段あまり見る事のない、少し子供っぽいノブの顔。
それにいつもは車だから飲まない私達も、今日はお酒が入って少しテンションが高かった。
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