虹色光るコロ
さっそく美麗にあった。
美麗は、あたしの一番のともだち。
かわいくて勉強もできるいわゆる最高の・・・ひと?

っていうのは、美麗はちょっと・・・どころじゃなくかーなーりー変人だから。

変人じゃなければもっともてるのにな。

っておもう。

美麗といろんなこと話してるうちにだんだん人が増えて来た。
その中に、あたしがひそかに片思いしている片瀬堅志(カタセケンジ)もいた。
このことは、美麗にも言ってない。
あたし一人しか知らない。

「じゅっ・・・杏樹ってばーー!!」
「へっ?あっごめん何に??」
「もうすぐクラス編成の発表だよ。一番に見るんでしょ?」
「あ””ーーーーーっ!!忘れてた!!、っちょ美麗早くいこ!」

なんてことだ、中一の始まりクラス発表を見逃しそうになるなんて・・・
うちのばかちーーーーん。
だってさ、よく先にクラス発表見て
「○○ちゃん×組だよー。」
とかいうのいるじゃん。
うちあれ嫌いなんだよね・・・


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