虹色光るコロ
あたしはほんとに馬鹿だ。
こんなことしたって何にもなんないのに。

もしも昨日がやりなおせるのなら、あたしは真っ先に思うだろう。

「美麗のために―。」

幾度となく涙を流すこともなかっただろう。
誰かを傷つけることもなかっただろう。

あたしって何?

自分が悲しくなった。

♪~耳にあのメロディーが蘇った。

涙を拭いて。
明日を見る。

あたしはあたしだから。

行かなきゃ、美麗のとこに。

ちゃんと言わなきゃ、本当の事。

あたしは走り出した―。


次章=第五章:夢の欠片追って
・*:..。o○☆*゚¨゚゚・*:..。o○☆*゚¨゚゚・*:..。o○☆*゚¨゚ ・*:..。o○☆*゚¨゚゚・*:..。o○☆*゚¨゚゚・*:..。o○☆*゚¨゚
< 30 / 83 >

この作品をシェア

pagetop