虹色光るコロ

「あたしも堅志の事、好きでした。」

ずっと言えなくて苦しんでた言葉。

こんなに苦しい恋だなんて知らなかったから。
でも、嬉しいこともあるんだって。

だから、逃げていた。

逃げれば逃げるほどほかの誰かを傷つけて言った。

一人、また一人って。

どんなあたしに踏ん切りをつけてくれた先輩。


今やっと分かったんだ。

だってね。