虹色光るコロ
「あのーーー。」
「っははぃ??」
「青島杏樹・・・ちゃん?」
「そぅだけど・」

誰だっけこの子。

大きな目長い髪の毛背が高い・・・?

「あたしだょあたし。生島瑛美!!」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・???」
「幼稚園で一緒だった。」

・・・・・誰だっけ。
アッ思い出した!!
「瑛美ちゃん!!久しぶりー。てか、よく覚えてたね。」
「そりゃぁねぇ、」

あたしはすっかり忘れてた。

「よかった。5組、知ってる人いて。」
「うちもーー」

あっあれ?美麗は、美麗は、どこ?

えっと・・・・

あっいた!
って、え??

そこにいたのはいつもの美麗じゃなかった。

ほんのりほほを赤らめて、かわいらしい。
彼女がしゃべっていたのは、片瀬堅志、だった。

片瀬も楽しそうだった。

そっか、美麗知らないもんね。
そう決めて落ち着かせようとした。
でも・・・・

よし!!
行こう!!


たったったたた。

「みーれーいっなにしてるの??」
「杏樹・・。ちょっといい??」
「??」

さくらの花びらがひらひらと舞っていた。

・次章 第二章:甘いメロディー
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