Secret×Secret




――――放課後


薄暗い公園の、隣の道を通らなくては、自宅に帰ることができない。


あたしはあまりその道が好きではなかった。


薄暗いのを良いことに、何人もの不良が溜まっていることが多かったからだ。


いつもなら、そろそろ不良が溜まっているのだが、今日は違った。



「―――あれ…」


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