Secret×Secret




あたしの通っている学校の制服をきていて、少しボサボサ気味の髪型に、眼鏡をかけている男子。


あれって、黒崎…?


こんなところに、黒崎みたいな優等生的な人がいるの、初めて見た。


しかも、黒崎の居る場所は、あたしが通る道のすぐ横。



嫌でも気付かれそうだな…



「…仕方ないか…」


いざとなったら、走ればいい。


そう思って、あたしは歩き出した。




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