純愛バトラー
「アホか! 一発ネタのために、そこまで体張ってやれねーよ!」
つい大声を出してしまい、通行人がこちらを振り返る。
「会長、それじゃネタ師として失格ですよ」
「オレはネタ師になった覚えはないっ!」
ダメだ。
どうも青司と話していると調子が狂う。
突拍子もない話を振って来る点で、青司は絵理に似ていた。
違いがあるとするなら、絵理は天然でやっているのに対し、青司は完全に計算尽くでやっている点くらいだ。
絵理と青司が入学してから数日で打ち解けられたのも、二人の思考パターンが似ているからだろう。
つい大声を出してしまい、通行人がこちらを振り返る。
「会長、それじゃネタ師として失格ですよ」
「オレはネタ師になった覚えはないっ!」
ダメだ。
どうも青司と話していると調子が狂う。
突拍子もない話を振って来る点で、青司は絵理に似ていた。
違いがあるとするなら、絵理は天然でやっているのに対し、青司は完全に計算尽くでやっている点くらいだ。
絵理と青司が入学してから数日で打ち解けられたのも、二人の思考パターンが似ているからだろう。