純愛バトラー
「では、音響設備を整える必要がありますね。ステージは体育館より大講堂の方がいいでしょう。できれば照明も凝りたい所ですが」
「叢雲君、あなた、確か演劇部に所属していたわね? 裏方で腕のいい子を二、三人こちらに回してもらえないかしら」
「とは言っても、俺、ほぼ幽霊部員ですよ……。今回、なぜか役が割り当てられてて驚きましたが。とりあえず、話だけはしてみます」
こんな調子で、具体的なプランが組みあがっていく。
今上がっているプランについては大体の方針が決まり、あとは恒例になっているバザーやミスコンについてどう運営するかという話に移っていった。
「叢雲君、あなた、確か演劇部に所属していたわね? 裏方で腕のいい子を二、三人こちらに回してもらえないかしら」
「とは言っても、俺、ほぼ幽霊部員ですよ……。今回、なぜか役が割り当てられてて驚きましたが。とりあえず、話だけはしてみます」
こんな調子で、具体的なプランが組みあがっていく。
今上がっているプランについては大体の方針が決まり、あとは恒例になっているバザーやミスコンについてどう運営するかという話に移っていった。