純愛バトラー
しかし小雪はそんなオレの心境など露知らず、説明をしながら次々とカードをめくっていく。
未来の状況は月。オレの意識は隠者。絵理の意識は女教皇。障害は戦車のリバース。
「んーと。近い将来、不安定な状況になるかもねぇ。それか、心に迷いが生じたり。障害の戦車のリバースが暗示するのはライバル。せーじ君だね。同時に衝突も表すから、そのせいで一時期不安定な状況になるってことなのかな」
「すごいな。そんなことまで解るのか」
「わかるよー☆ カードに全部出るもん♪
たとえば……じん先輩、まだえりちゃんに好きって言ってないでしょ。えりちゃん以外には公言してるのに」
ずばり言い当てられて、思わずフイタ。
未来の状況は月。オレの意識は隠者。絵理の意識は女教皇。障害は戦車のリバース。
「んーと。近い将来、不安定な状況になるかもねぇ。それか、心に迷いが生じたり。障害の戦車のリバースが暗示するのはライバル。せーじ君だね。同時に衝突も表すから、そのせいで一時期不安定な状況になるってことなのかな」
「すごいな。そんなことまで解るのか」
「わかるよー☆ カードに全部出るもん♪
たとえば……じん先輩、まだえりちゃんに好きって言ってないでしょ。えりちゃん以外には公言してるのに」
ずばり言い当てられて、思わずフイタ。