純愛バトラー
「でも、大丈夫だよっ☆ 正位置の吊られた男は、ちゃんと実のある忍耐を表してるから♪」
「ちなみにリバースだとどうなんだ」
「ムダな努力♪」
「……本当に実も蓋もないな……」
「うん~☆ 正位置でよかったねっ。じん先輩♪」
「しっかし、ここまでスパスパ当てられると正直心臓に悪いな。まだめくってないカードあるんだろ?」
六芒星の中心に、伏せられたままのカードが一枚残っている。
おそらく最終結果を表すカードだろう。
今すぐ見たいような、ずっと伏せたままにしておきたいような、複雑な心境だった。
そんなオレに、小雪はうふふ、と笑いかけた。
「ではでは、ついに最終結果で~す☆」
小雪のめくったカードの絵柄は
恋人。
「ちなみにリバースだとどうなんだ」
「ムダな努力♪」
「……本当に実も蓋もないな……」
「うん~☆ 正位置でよかったねっ。じん先輩♪」
「しっかし、ここまでスパスパ当てられると正直心臓に悪いな。まだめくってないカードあるんだろ?」
六芒星の中心に、伏せられたままのカードが一枚残っている。
おそらく最終結果を表すカードだろう。
今すぐ見たいような、ずっと伏せたままにしておきたいような、複雑な心境だった。
そんなオレに、小雪はうふふ、と笑いかけた。
「ではでは、ついに最終結果で~す☆」
小雪のめくったカードの絵柄は
恋人。