純愛バトラー
「そういえば、もう生徒会長じゃないから、会長って呼ぶのも変ですね。新しい呼び方考えておかないと」
「普通に名前でよかろう?」
「じんさん。じいさん。……爺やでいいか」
「ぶっ殺すぞテメエ」
「ま、普通に名前で呼びますよ」
そんなやり取りを続けるオレと青司を見て、絵理が感心したように言った。
「そなたらは本当に仲が良いな」
「「良くない!」」
オレと青司の声がきれいに唱和し、互いに思わず顔を見合わせた後で、思い切りそっぽを向いた。
絵理はそんなオレと青司を見て、くすくす笑っていたが、ひとしきり笑いが収まると、改まって話し始めた。
「我らが今こうしていられるのは、陣のおかげだ。そなたには感謝してもし足りない。
陣がいてくれて、陣に出会えて本当に良かった」
そう言って、絵理はにっこりと微笑んだ。
「普通に名前でよかろう?」
「じんさん。じいさん。……爺やでいいか」
「ぶっ殺すぞテメエ」
「ま、普通に名前で呼びますよ」
そんなやり取りを続けるオレと青司を見て、絵理が感心したように言った。
「そなたらは本当に仲が良いな」
「「良くない!」」
オレと青司の声がきれいに唱和し、互いに思わず顔を見合わせた後で、思い切りそっぽを向いた。
絵理はそんなオレと青司を見て、くすくす笑っていたが、ひとしきり笑いが収まると、改まって話し始めた。
「我らが今こうしていられるのは、陣のおかげだ。そなたには感謝してもし足りない。
陣がいてくれて、陣に出会えて本当に良かった」
そう言って、絵理はにっこりと微笑んだ。