純愛バトラー
「そのようだぞ。恋人の話をするたびに生き生きしていて、羨ましい限りだ」

 そう言いながら、いつも何かを書いているノートを取り出し、ペンを走らせる。

「ところで、いつもそのノートに何か書いてるけど、一体何書いてるんだ?」

 ふと気になって、絵理の手元を覗き込んだ。

『朝6時 起床
 朝6時半 朝食
 朝7時半 登校
 ……』

 こんな調子で、時刻と共に、スケジュールが書き込まれていく。

 何だ。ただのスケジュール帳か。

 しかし、絵理から返ってきた答えはオレの予想を覆した。
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