純愛バトラー
「これか? 日記だ。
あまり人の日記を覗くでない。
無作法だぞ」
「日記!?」
「そうだ。日記だ。何かおかしな所でも?」
日の記録と書いて日記だから、別におかしいところはないんだが、何と言うか、根本的に間違ってる気がする。
いやまて。相手は絵理だ。世間の常識とか、そういうものは一旦忘れた方がいい。
「いや別に……。何処もおかしくないです」
「? おかしな男だ。ところで、陣はゴールデンウィークの予定は何も無いのか?」
「ないな。休みがもらえるなら、適当にぶらぶらしてくるけど」
「そうか。佐伯に陣の休みの日取りを作って貰えるよう、働きかけておく。たまには羽を伸ばしてくるが良い」
休みを貰ったところで、たいして行きたいところも無かったりするのだが、ここは大人しく好意に甘えておこう。
あまり人の日記を覗くでない。
無作法だぞ」
「日記!?」
「そうだ。日記だ。何かおかしな所でも?」
日の記録と書いて日記だから、別におかしいところはないんだが、何と言うか、根本的に間違ってる気がする。
いやまて。相手は絵理だ。世間の常識とか、そういうものは一旦忘れた方がいい。
「いや別に……。何処もおかしくないです」
「? おかしな男だ。ところで、陣はゴールデンウィークの予定は何も無いのか?」
「ないな。休みがもらえるなら、適当にぶらぶらしてくるけど」
「そうか。佐伯に陣の休みの日取りを作って貰えるよう、働きかけておく。たまには羽を伸ばしてくるが良い」
休みを貰ったところで、たいして行きたいところも無かったりするのだが、ここは大人しく好意に甘えておこう。