戦国サイダー
「どっ……どこに行けばいいんでしょうか」



例え命の危険に晒されても、本当にやばくなったらいつでも逃げよう。


そう心に決めて携帯は握ったまま。



「お前の家に決まっておる」


「……は?」



いや、なんとなくわかってたような、わかりたくなかったような。


やっぱりあれだったのよね、お前の家に泊めろ的な面倒を見ろ発言だったのよね。



いやいや、ムリムリ!


こんな鬼と一緒にいたくないし!


てか今ちょうど親旅行中で家ひとりだし!


 
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