戦国サイダー
二十三帖 空色
天気は快晴。
まだ午前だというのに既に日差しは熱い。
そのうちきっと太陽に肌を焦がされる。
次々と流れていく汗が、気持ちいい。
といっても私が自転車をこいでたのは数分前まで。
スタートは、約束通り虎を後ろに立たせて。
いやその雰囲気はやっぱりお高いプライドががっつり押し出されているのか、渋々でしたが。
「案外すぐ慣れるって」とか言いながら乗せて、家の横の山道を下って行ったら。
細い県道に出た時点で交代が命じられた。
「まだ無理でしょ」と言ったものの、問答無用。
まあ渡してみたら乗れましたとさ……という。
楽出来て良かったー、と思うべきか。
あっさり乗れた虎に違和感を覚えるべきか。
まだ午前だというのに既に日差しは熱い。
そのうちきっと太陽に肌を焦がされる。
次々と流れていく汗が、気持ちいい。
といっても私が自転車をこいでたのは数分前まで。
スタートは、約束通り虎を後ろに立たせて。
いやその雰囲気はやっぱりお高いプライドががっつり押し出されているのか、渋々でしたが。
「案外すぐ慣れるって」とか言いながら乗せて、家の横の山道を下って行ったら。
細い県道に出た時点で交代が命じられた。
「まだ無理でしょ」と言ったものの、問答無用。
まあ渡してみたら乗れましたとさ……という。
楽出来て良かったー、と思うべきか。
あっさり乗れた虎に違和感を覚えるべきか。