二重人格王子×鈍感姫
―車の中―

「美弥、これでよかったの??」

「多分・・。」

「あの、、聞いてもいいですか??」

「何を??」

「何故、神崎がココにいるのか
何故、俺を買いに来たか・・。」

「それは、美弥が頼んだことだし
美弥に聞くのが1番だと思うよ??」

「え」

「でも、、美弥。
今は言えそうにもないって感じだね」

「ごめんなさい・・。」

「錐生くん」

「何ですか??」

「美弥が言えるまで待っててもらえる??」

「え??」

「今、言えそうじゃないから(笑)」

「ああ、分かりました」
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