虹のかなた〜Second Love〜(実話)
『雨も上がったし散歩でも行くか?』
とある休日、朝から降り続いた雨も上がり智也と散歩に出掛けた
『麗奈ありがとうな』
『え?』
『麗奈が生まれてきてくれたことが嬉しくてさ』
ハニカミながら笑う智也の腕をしっかり掴んだ
『あたしも智也が生まれてきてくれたことに感謝してるよ♪』
『俺の真似したなぁ〜!麗奈虹出てるぞ、ほら、あそこ』
『ホント…キレイ…虹の向こうから、きっと卓也が見守ってくれているんだろうね』
『そうだな』
あたし達は足を止め、七色に光る綺麗な虹を眺めていた
『あっ!!!!!』
突然、智也が大声を出した