純白小悪魔 [仮]













それら全てが
これは現実なのだと
伝えているように感じた














あたしはただただ
呆然としていた












どれ程そうして
いたのだろう












いつの間にか
目の前にせまっていた
イチの顔に
気づいた時には
唇が重なっていた













ドンッ













あたしは思わず
イチを突き飛ばした













「何すんの?」












イチはあたしを
見ようとしない













それであたしは
やっと気づいた













ユキさんと何か
あったんだ














.
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