純白小悪魔 [仮]













「あたしも力に
なれるかも
しれないから!」












イチを見て
ニカッと笑うあたし













それを見て少し
和んだようなイチ













よかった












家に着くと
とりあえずイチを
座らせコーヒーを出す













そしてクローゼットの
奥から小さな箱を
取り出した












『それ何?』













「見てればわかる」













あたしは鞄から
財布を取り出し
財布の中から
小さな鍵を取り出した














その鍵を箱の
南京錠にさす












.
< 123 / 147 >

この作品をシェア

pagetop