純白小悪魔 [仮]













翌日あたしは
学校に行った











こんな身体で
行くのは嫌だった











でも仕事に行くよりは
マシだった











『ユキちゃん
どうしたの?』











カナエはあたしの
隣に座って
そう問い掛けてきた











「何が?
てゆーかさ普通
おはようが先じゃない?」












『ユキちゃんも
何が?が先だったよ』












カナエはあー言えば
こー言う本当に
嫌な女だと思う











それでも憎めず
許してしまうのは
彼女の愛嬌と
ホワンとした
雰囲気のせい
なのだろうか











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