純白小悪魔 [仮]













教授が教室に
入って来ると
それに合わせて
教室に入った
ユキを見て
イチは確信した











『やっぱりケイちゃんだ』











『トイレ長かったね』











席につくと
カナエが話し掛けてきた











「ちょっと体調
悪いの」











あたしは適当に
言い訳した











『さっきイチ先輩が
ユキちゃんのこと
気にしてたよ?』











「え?」











『ケイちゃん…て
言ってたけど…
ユキちゃんに
似てる人なのかな?』











「…さあ」











あたしは胸が
締め付けられる
想いだった











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